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「表現の不自由展・その後」の再開をもとめます 大村秀章愛知県知事宛要請文

「表現の不自由展・その後」の再開をもとめます 大村秀章愛知県知事宛要請文

あいちトリエンナーレ2019実行委員会会長
                大村秀章 殿

あいちトリエンナーレ2019実行委員会芸術監督
                津田大介 殿

あいちトリエンナーレ2019企画展
「表現の不自由展・その後」の再開をもとめます

 今、日本全国が、そして韓国をはじめとする多くの外国の人々の目がここ愛知県名古屋市で開催されているあいちトリエンナーレ2019企画展「表現の不自由展・その後」の中止に注がれています。それは民主主義社会の根幹である表現の自由が保障されるべき芸術作品が、そのなかでもとりわけ政治的争点となり得る作品の展示が、あろうことか大量殺人をほのめかす脅迫と、河村たかし名古屋市長をはじめとする政治家たちのたび重なる憲法規範を逸脱した恫喝によって中止とされてしまったからです。このことは私たちにとってあまりにも深刻で衝撃的でした。それは表現の自由と民主主義を暴力的に圧殺する行為そのものに他ならないからです。私たちは絶望しました。

 私たちは訴えます。企画に対して脅迫を行った人たちよ。あなたたちは自分たちが暴力によって民主主義を破壊している卑劣な行為を行っていることを認め今すぐ謝罪し警察に出頭せよ!そして河村たかし名古屋市長よ。あなたの平和の少女像展示中止要請ならびに展示者に対する謝罪要求に対して強く抗議します(詳細は別に作成した抗議文を参照)。あなたの表現の自由と民主主義に対する恫喝を私たちは絶対に許しません。あなたの行為は卑劣な脅迫者の行為を間接的に擁護するものであり、かつ選出基盤である民主主義社会の破壊につながるものです。今すぐ撤回し謝罪することをつよくもとめます。

 企画展が中止のままであいちトリエンナーレ2019が終了(終了予定日は10月14日)することは、表現の自由と民主主義が卑劣で野蛮な脅迫と恫喝に屈してしまうことになり絶対に避けなければなりません。

 大村秀章会長が5日の記者会見でいみじくも「公権力をもったところこそ、表現の自由は保障されなければならない。税金でやるからこそ、憲法21条はきっちり守らなければならない」と発言されているとおり、ことは憲法の問題、そして民主主義の根幹を巡る問題であり、多くの閲覧希望者、企画展の継続をもとめている企画展の実行委員会と作者、そして表現の自由と民主主義を愛し擁護するすべての人々のためにも、またなによりも卑劣で野蛮な脅迫と恫喝によって憲法と民主主義が破壊されることを絶対に許さないという民主主義社会の毅然とした態度と行動をまさにこのような機会にしっかりと国内外に示すという意味でも、あらゆる関係機関、市民団体、国際機関などの助言と協力を訴え、実際に得ることで再開することが必要です。

 また、昨日8月6日に、企画展「表現の不自由展 その後」の実行委員会の方が大村秀章会長あてで中止に関する公開質問状を提出されましたが、一方的な中止決定に、まったく納得されていません。同展の会期末までの展示と一日もはやい再開を求めています。また、同日、あいちトリエンナーレ2019の国内外の参加アーティスト80組が「芸術祭の回復と継続、自由闊達な論議の場を」との声明を発表されています。

 以上を踏まえて私たちは要請します。

あいちトリエンナーレ2019企画展「表現の不自由展・その後」の再開をもとめます。

2019年8月7日

「表現の不自由展 その後」の再開をもとめる愛知県民の会